自宅サーバーWindoew編 

Last Date 2003/08/15
第1章 はじめに/httpdサーバーを選ぶ
第2章 apacheをインストールする
第3章 httpdサーバーの起動方法
第4章 CGIを使用する
第5章 ダイナミックDNSサイト案内カテゴリ型リンク集も御利用下さい
第6章 IP更新ツール案内
用語  用語解説
便利本 あると便利な本
 
第1章
自宅サーバーとはダイナミックDNSを利用して家のパソコンを
WEBサーバーとしてホームページを公開する事です。
★公開はしなくても自宅でCGI等の作成等にも利用出来ます
 
最近は一般家庭でも常時接続でインターネットをする人が
多くなってきました(ケーブル、フレッツISDN、ADSL、Bフレッツ等)
この環境の人は自分のホームページも持っていると思います
一般的にはプロバイダ、レンタルサーバー等を使用して公開を
しておりますが自分の家でWEBサーバーを公開したいと
いう人も居ると思います。
 
 パソコンにサーバー機能のソフトをインストールする
 OSはLinux、Windows98/NT/2000等
 セキュリティを考えるとLinuxかWindowsNT/2000
 ★ホームページのプログラムは有る物とする
 
 サーバーソフトは色々ありますが今回はapcheという
 サーバーソフトをインストールしてみます
 
第2章
 apacheはフリーソフトですが世界中のWEBで半数以上の
 サイトで使用されており信頼のおけるソフトです。
 サーバーソフトをダウンロードする
 apacheのWEBに接続する、又は下記の日本サイトへ
 日本のサイト(JAPAN APACHE USERS GROUP)
 apacheはフリ−ソフトなので原則的にはサポートはありません。
 apache_2.0.**-win32-x86-no_ssl.msi (Windows) 直URL
 接続時によりバージョン等が変わっている場合があります
 セキュリティの関係で最新版をダウンロードして下さい。
 
 Windows95/98ではインストールパッケージが必要です。
 apacheサイトにもありますがMicrosoftにもあります。
 ソフト名はInstMsi.exeです。
 
 ここではWindowsでのインストールをしてみます。(Ver2.0.*の場合)
 ダウンロードしたapache_2.0.**をダブルクリックすれば
 数分で完了します。
  途中で問い合わせについて
   Network Domain     ネットワークドメイン名 (127.0.0.1でも可)
   Server Name       サーバー名 (Localhostでも可)
   Adoministrator's E-mail エラーメッセージの転送先
   Change Current Folder インストール先 C:等
 
 基本的な設定はC:\apache2\confにあるhttpd.confだけです。
 httpd.confは大きなテキストファイルで内容を理解する
 には市販の雑誌等を参照してください。(便利本参照)
 (httpd.confは全て英文です)
 何も変更していない場合はC:apache2\htdocs内に
 ホームページのプログラムを保存して下さい。

httpd.conf中の230行あたりと250行あたりの
DocumentRoot "C:/apache2/htdocs"を
DocumentRoot "C:/apache2/hp"に変更
 
CドライブでなくDドライブ等も可能です。 例:D:/www 等
 C:/apache2/hp にホームページソースを保存します。
 第3章のサーバー起動後にhttp://localhost/を実行すると
 hp内のindex.htmlが
 表示されます(設定は貴方の良い方法で)
 
第3章
 サーバーソフトの起動
 スタートメニューから[apache Web Server Start]です。
 
 たったこれだけです。(他に細かい設定はあります)
 試しにプラウザを立ち上げて下記を打ち込んで下さい。
 http://localhost/
 貴方のホームページが表示されたと思います。
 これでもう立派なWebサーバーです。
 この状態でも一応公開はできますがセキュリティ
 に問題がありますのでファイアーウォール設定を!
 
第4章
 このままではCGIは使用出来ませんCGIを使用
 するにはPerlをインストールします。
  perlはここからダウンロード出来ます。
  Win用とUNIX用は別になっております。
 *Windowsの場合はMsinstのアップデートをする
  必要な場合があります。
  ダウンロードしたファイルをダブルクリックし
  インストールして下さい。(以下はインストール先をC:\perl として解説)

httpd.conf中の500行あたりを(apacheのバージョンにより変化)
#!c:/perl/bin/perl に変更して下さい。

httpd.conf中の550行あたりを(apacheのバージョンにより変化)
ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/apache/Apache/hp/cgi-bin/"と変更しております。

httpd.conf中の560行あたりを(apacheのバージョンにより変化)
<Directory "C:/apache/Apache/hp/cgi-bin">と上記と2ヶ所変更しました。
 
  (私の場合はhpの中にcgi−binフォルダを作成してそこにcgiスクリプトを)
  このcgi−bin内のスクリプトの一番上の設定を
  #!c:/perl/bin/perl (配布cgiの初期設定は #!usr/local/bin/perl)
  これでhp内のhtmlからcgi−bin内のスクリプトを呼び出すとcgiが動作します。
  ここまでくれば自分のパソコンでcgiのテスト&作成等が出来ます
 
第5章
 ダイナミックDNSサイトに登録する(登録方法1 登録方法2
  無料で利用出来るダイナミックDNSサイト
   家サーバー・プロジェクト (日本サイト)
   DynDNS (海外サイト)
   MyDNS.jp (日本サイト)
   DynamicDo!.jp (日本サイト有料と無料があります)
   No−IP.com (海外サイト)
 
第6章
 動的IPの為ダイナミックDNSサイトへIPを通知します。
  自分のIPが変化する度にDNSサイトへ手動更新すれば問題無いのですが
  常時監視出来ませんので自動的にIP更新するソフトを用意します。
   DiCE (Windows用)
 
あとがき
 家でWebサーバーを公開する場合はセキュリティには
 十分に注意して下さい。
   ZoneAlarm (個人使用に限り無料版有り/Windows用)
   又は、市販されているファイアウォールソフト
 
用語解説
DDNS(ダイナミックDNS)
 本来WebサイトのIPアドレスは固定ですがISDN,ADSL等は
 接続する度にアドレスが変化します。動的(ダイナミック)
 
DNS(ドメインネームサービス)
 Webサイトのアドレスは本来、「210.123.456.789」のように
 数字だけで構成されている。これをIPアドレスという。
 数字だけだとわかりにくいので、「www.kaisya.co.jp」のような
 文字列に置き換えている。この仕組みがDNS。
 この役割を果たしているコンピュータをDNSサーバという。
 文字列(ドメイン名)をIPに変換をします。
 
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便利ページ
家サーバー・プロジェクト
鷹の巣 (家サーバーの情報量が多い)
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